認知症が治った話①私が気を付けたこと

認知症あれこれ

この話は長くなるので、ちょいちょい書きたいと思います。知りたい方も多いと思うので。
まずはどういう状態だったのかを書きたいと思います。

【初期】
入院中に認知症を発症した母。せん妄も酷く1ヶ月ぶりに会った母は別人でした。
認知症とせん妄の症状が似てるので、どちらのせいか分かりませんでしたが
いずれにしろ「悪魔」という言葉がぴったり。

(★せん妄とは:妄想、幻覚、幻視が起きる。時間や場所が分からなくなる。
攻撃的になる、暴言を吐く、暴れ出す等の症状がでること)

認知症は型が色々あるので、簡単には説明できませんが、ざっくり言うと
記憶や思考などの認知機能が低下し、運動機能不全が出てきます。

そんな悪魔が退院してきて、トイレでも大騒ぎ、ベッドに寝てても痛い!落ちる!と大騒ぎ。

止めると「食べさせないで殺す気か!」と暴言を吐きまくる。
更には足が尖足していたのと、座位が保てないせいで平衡感覚もなく
車椅子に座って背もたれにぴったりついてても「足が滑る!落ちる!」と騒ぐ。

食事時は飢餓意識があったのか、スプーンでどんどん食べ物を口いっぱいに入れては
ムセるの繰り返し。
どうにも出来ない状態でした。

認知症に関する情報サイトを読みあさり、怪しい「認知症は治せます!」という人に
連絡しようと思ったり。

ですが、唯一気に入った食事の時だけ「美味しいね」と言う事がありました。

そこで私は、全てが辛く苦しいと思ってる母が唯一幸せを感じる
「美味しいね」を増やせば、セロトニンが増えて、幸せホルモンが増え、
落ち着くのではないか?と考え
食事作りに気をくばることを始めたのです。

勿論、誤嚥性肺炎予防もありますが、「美味しく食べやすい介護食」とは?を
追求するようになりました。

手作りは大変なので、市販も利用しましたよー

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