誤嚥性肺炎の怖さ

介護初心者はまずコチラ!

よく、肺炎で高齢者が亡くなるニュースを見ては
高齢者は風邪をひくと危ないんだなーと、漠然と思ってました。

それが「誤嚥性肺炎」というものであると知ったのは
母を介護するようになってから。

認知症はすべての身体能力を奪います。

それは「飲み込む」という、単純に見える動作すら出来なくなります。

人間の働きはすごく良く出来ていて、何気なく食べていても

 ・物を噛んで細かくする

 ・口の中に広がった食べ物を、舌でひとまとめにする

 ・舌で食道の入り口に送り込む

 ・飲み込んで胃に送る

というプロセスを、クチの中で自然としています。

ですが、飲み込みがしずらくなった方は、その動作のどこか
あるいは全部が上手く出来ない。

多いのが、飲み込む時に食道ではなく「気管」の方に入ってしまい
食べ物と一緒に「細菌」が肺に入り、肺炎になるケースです。

母もそのリスクと常に隣り合わせで食事をしていました。

ゴホゴホと、自分で咳が出来る人は肺から追い出すことも出来ますが
それすら出来ない高齢者もいますので、食事形態には特に注意しましょう。

私は最初、何も分からなかったので藤谷順子さんの料理本を見ながら
日々のご飯を作ってました。
飲み込みの段階、NGな食材、食べやすい食材などなど
分かりやすく書いてあってオススメです♪

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