それは母からの1本の電話から始まりました。
ベッドから落ちて身動きできないと。
とりあえず会社を休んで、東京から1時間半かけて実家に急行。
久しぶりに会った母は、小さく、痩せこけて、横たわっていました。
弟と暮らしている母は、80過ぎとはいえ元気で、
週に3日ほど東京にも働きに行っていたのですが、前年に庭で骨折し
「腰椎圧迫骨折」をしてから足元がおぼつかなくなったので
仕事をやめ、コルセットをして病院のリハビリルームに週1で通うように。
そこから毎週実家に通い、リハビリのお供をする生活がスタート。
病院のリハビリを利用できる期間が3ヶ月と決まっているため
「老人健康介護施設」に通い直しました。
そして約1年。
腰の痛みもかなり治り、ウォーキングも頑張っていた母に
更なる不幸が訪れます。
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